ヤムノートリーへはリシケシかデラドゥンからバスが出ている。シーズン中は混雑しているので、前日までには旅行会社で予約したほうがいい。リシケシから旧急登山口のハヌマーンチャティーまでは約12時間。夕方に到着するのが一般的。粗末な宿が数軒ある。
昔はハヌマーンチャティから六時間のトレッキングだったが現在は中間地点のジャンキーチャティーまでジープが往復している。所要30分ぐらい。ジャンキーチャティーからヤムノートリーまでは歩いて約3時間。ポニーや籠もある。
宿はそれぞれの場所にあるが、いずれも粗末だ。とくにヤムノートリーは注意が必要。ヤムノートリーで宿泊するなら午前中に到着したほうがいいが、そうなると、ヤムノートリーで時間を持て余すことになり、結局、下山して、ジャンキーチャティーやハヌマーンチャティーに宿泊したほうがいいかもしれない。微妙な時間帯ならまず宿を探し、気に入らなければ下山するといった方法もある。下りは2時間ほどの道のりだ。
すでに書いたとおり、ヤムノートリーは非常に混雑する。最盛期の5月6月は避けたほうがいいだろう。さらに雨季7月8月もたぶん魅力がない。静けさを味わいたいなら(味わえるかどうかは分からないが)、秋の終わりがいいだろう。
ヤムノートリーからさらに源流まで歩くなら雨季以降に限られる。宿などはいっさいないので、テントや食料が必要となる。もちろんガイドも不可欠なので、リシケシあたりですべて調達するほうがいいだろう。あまり一般的なコースではないが、源流という響きもいいし風景も美しい。
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