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サーンチー
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デカン高原の小さな丘の上に建つ仏教遺跡サンチー。中心となる建造物はストゥーパ。つまり仏塔である。ストゥーパは日本にはいって卒塔婆と音訳された。
建造は紀元前3〜1世紀。 インダス文明期の遺跡をのぞけばインドでもっとも古い建築遺産の一つであるだろう。
サンチー遺跡のシンボルは仏塔のゲートにあたるトラナ。日本の鳥居に酷似した形状の石造りの門に、仏陀の生涯を描いた彫刻がびっしりと施されている。トラムが鳥居の原型であったという証拠は見つかっていないが、かといって、それが否定されたわけではない。そのことについては、以前、「日本人はインドからやってきた!?」で少し書いたことがある。
ストゥーパは三基。大塔のものがもっとも立派で、高さは約16メートル。四方にトラナを配している。すぐ近くに第3塔があり、斜面を下った少し外れに第2塔がある。
サンチーへは、ニューデリー早朝発のシャタブディーエキスプレスでこの地方の州都ボパール午後着、あとは(次の日か)バスか、あるいは余裕があるならタクシーで往復する。サンチーにも一応宿はある。また、サンチーまで来たなら、ボパールの南にある太古の壁画群ビーマベトカもぜひ訪れたい。 |
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