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マンドゥー(3)レワ・クンド・グループほか

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マンドゥーの三回目。

マンドゥーの魅力は遺跡と自然景観との調和にある。インドでは、丘陵地帯がしばしば都市造営の舞台に選ばれたが、それは自然の要塞という現実的な理由だけではなく、純粋に美を求めた結果ではないかと私は勝手に想像している。

ところでマンドゥーの観光シーズンは雨季である。デカン高原の雨季は雨量も少なく、気温もさほど上がらない。それに何より、雨によって美しくよみがえった緑の絨毯が人を魅了する。実際には、写真のようにどんよりとした雨空がほとんどではあるが、廃墟遺跡であるマンドゥーではそれもまた悪くない。

写真は、サーガル・タラオ・グループ。観光客も少なく、のんびり廃墟散策が堪能できる。管理人などもいないので入場料なども必要ない。空と緑と廃墟をただ眺めて時間をすごすのがひどく贅沢だ。



さらに道を行くと、マンドゥーの南の端に位置するレワ・クンド・グループにいたる。

マンドゥー(1)で紹介したロイヤル・エンクレイブ・グループから約2キロ。上り下りもあって歩くのはけっこう大変だ。雨季でもレインコート一つあれば貸し自転車でゆっくりとまわれる。下の写真、遠くに見えるのが、ロイヤル・エンクレイブ・グループのハイライト、ルーパマティ宮殿。


(下の写真)ルーパマティ宮殿。雨季の夕暮れとあって、大変静かだ。ここから南方面に広がるデカン高原の風景は広く平らで、茫漠とした感じが印象的だった。



観光客がまったく来ないような場所にも遺跡が点在している。また、古い石窟寺院跡(一番下の写真)や小さな聖地もある。そこへ到る道中には先住民の村が点在し、彼らとの楽しいひと時を過ごすこともできる。仲良くなれば、農家の軒先でマグヴァ・ワインという地酒も飲ませてくれるだろう。ワインといっても、味は焼酎のような感じだ。そこで一息つけば、ほろ酔い気分で丘陵地帯を散策するのも悪くない。

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関連ページ
マンドゥー(1)ロイヤル・エンクレイブ・グループ
マンドゥー(2)ヴィレッジ・グループ 



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