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ウダイプル(2)レイクパレスホテルの眺め

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インドで、というより世界でもっとも有名な宮殿ホテルの一つがピチョーラ湖の上に優雅にたたずんでいる。その名もレイク・パレス。白亜の宮殿が青々とした湖面に、まるでゆらぐ船のように浮かんでいる。

レイク・パレスはあまりにも有名になりすぎたせいで値段がここ10年ほどで数倍になった。最も安い部屋で約600ドル以上、スイートルームだとなんと1700ドル以上である(07年)。泊まったことがないので、それだけの価値があるのかどうかは定かではない。

レイク・パレスを眺めるにはピチョーラ湖をめぐる遊覧ボートがおすすめだ。


湖に浮かぶレイク・パレスの景観は非常に有名だが、これをじっくり眺める場所は意外と少ない。湖畔には巨大なシティー・パレスが横たわり、その敷地内を自由に歩き回ることはできない。湖に面したガート(沐浴場)はるが、そこから見るレイク・パレスはかなり小さく、見栄えがしない。

下の写真はレイク・パレスへの船着場から撮ったもの。遊覧ボートもここから出発するが、この場所はシティーパレス内に属するため、入場するだけでもチケットを買う必要がある。チケットは25ルピー(約75円、07年)と決して高くない。一般市民はほとんど入ってこないので大変静かだ。船着場にやってくる富裕層の顔でも眺めながら、ゆっくりと夕暮れを待つのも悪くないだろう。

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