カルカッタの街をアンバサダーが駆け抜ける
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タクシーはアンバサダー
インドのタクシーは、国産車であるアンバサダーが一般的。走るためだけに作ったアンバサダーは丈夫なことだけが取り柄のような車である。もちろんエアコンも何もないのだが、なぜか写真に撮りたくなる。その無骨とも思える車体が街を疾走する姿がたまらない。
上の写真はタクシー車内。ちょうど猛暑の頃とあって、暑苦しい車内で客がふらふらしていた。
下の写真。べつに意味はないのだが、いや〜、なんか格好いい。「鉄の機械」って感じがいい。金属製の古いカメラのような魅力にあふれている。
(下の写真)タクシーを止めて一休み。タクシードライバーは気楽な商売である。とりあえず朝から走り始めて、ちんたら一日やって、ときどき大口の客が当たればいいかな、といったところ。カルカッタでは、夕暮れに必ずラッシュがあるから、食いっぱぐれもない。事故を起して車をオシャカにしてしまわないよう、ちょっと気をつければいいだけだ。
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