chaichai > インドの歴史遺産>ウダヤギリとカンダギリ

ホーム

フォトギャラリー

写真で見るインド

インド旅の雑学

フォトエッセイ

ブログ

プロフィール

 

ウダヤギリとカンダギリ

インドの歴史遺産メニューページへ



オリッサ州の州都ブバネシュワル近郊にジャイナ教の石窟寺院群が残されている。寺院群はウダヤギリとカンダギリに大きく分かれる。ともに紀元前1世紀のものだ。

西インドにあるエローラあたりの石窟寺院と比べるとかなり規模は小さい。また、彫像の類も少なく、迫力はあまりないが、 観光客も少なく、のんびりと石窟見学が楽しめる。

これらの石窟寺院群でもっとも大きなものがウダヤギリのラーニー・グンパー(下6点)。小部屋が並ぶ回廊に数多くのレリーフが刻まれており、当時の暮らしが描かれていて興味深い。


ウダヤギリで一番おもしろかったのが下の写真に見られる巨大カエル像。もしかしたらカエルではないのかもしれない。正面から見ると、まさに悪魔の口。見るからに古代遺跡といった感じがしていおもしろい。

カエルのとなりは巨岩を生かした豪快な石窟。未完成というか、すでに崩壊しているのか、荒れ果てた感じが悪くない。ここに限らないことだが、石窟寺院が建てられた場所の多くはもともと巨岩信仰があった場所だと考えられる。

カンダギリのほうは規模は小さいが、今も活動している寺院があり、上の写真のような女神が熱心に信仰されている。


chaichai > インドの歴史遺産>ウダヤギリとカンダギリ



(C)shibata tetsuyuki since2007 All rights reserved.
全ての写真とテキストの著作権は柴田徹之に帰属しています。
許可なく使用および転載することは禁止です。ご留意ください。