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ベルールとハレービード

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精細な彫刻を施したヒンドゥー寺院はインド中にたくさんあるが、その到達点の一つが、南インド内陸部にある。12世紀、ホイサラ朝によって建造されたハレービードとベルールにある寺院である。

上下とも、写真はハレービード。非の打ちどころのない完璧な彫刻が寺院の壁面を覆いつくしている。彫刻はインドの古い叙事詩を表現しているようだ。ストーリーにそって、レリーフがまるで絵巻物のように続いていく。

ハレービードの遺跡はおそらく非常に価値のあるものだ。ただし残念なことに、私はそれらの彫刻にあまり感動を持てなかった。彫刻に、生命が感じられないのだ。ちょっと体調を崩していたせいもあったし、仕事のついでだったので時間があまり取れなかったせいもある。でも、それだけでもないようだ。


これより下の写真はべルール。ハレービードと同じく12世紀の建造。やはり、それほどの感動はない。イスラム教徒によって顔や体を削られた彫刻もある。


夕方の赤い光が彫像を照らすころになってようやく元気が出てきた。それであまり関係のない写真を撮って満足してしまった。

ハレービードやベルールへは南インドの古都マイソールが近い。マイソールから観光ツアーが出ているが、ゆっくりしたいなら、現地の安宿で一泊するのをお勧めする。なお、ジャイナ教の聖地シュラヴァナベルゴラも結構近い。こちらは純粋におもしろい。「写真で見るインド」に写真を掲載している。

 

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