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アラトプラプーラム

「アラトプラプーラム」と呼ばれる祭りがケーララ州の中部、アラトプラ村で毎年春に行われる。70頭ものゾウが現れ、ケーララで二番目の規模を持つ祭りだと聞かされていたが、大半のゾウは夜にだけ現れ、朝になる前に消えてしまう。でも、南国の草原で、朝露がこぼれ落ちるような神秘的な時間に打楽器の音が鳴り響き、ゾウが草原を歩いていくのはなかなか神秘的な見ものである。ちなみに神様はゾウの背中に乗せられている。確か学問の神様だとか言っていたが、定かではない。ケーララ州中部では、こうした祭りが数多くあって、そのたびにゾウとゾウ使いはあっちこっちを放浪して歩くそうな。旅芸人みたいなものだろうか。

(注)プーラムとは満月の意味。でも、 当日は 満月ではなかったような記憶が…。